2019-03-12から1日間の記事一覧

本の窓 26 (終章)

++ 本 26 ++ 185. 『タゴール 人と思想』 丹羽京子/清水書院/2011 著名人の生涯と思想をまとめたシリーズ「人と思想」。以前読んだ『ギターンジャリ』を思いだし、彼についてあらためて知りたくなった。悠久の時を感じる霊的な詩に惹かれ、意味ははっ…

本の窓 25

+++ 本 25+++ 182.『東北学/忘れられた東北』 赤坂憲雄 /講談社学術文庫/2009 □1 みちのくへ再び― ちょっと東北へ行ってきました。赤坂憲雄氏の本に導かれての再訪で、なにができるか、なにをすればいいのか…長いあいだ考えていました。(三日の…

本―24

<本―24>・ 読書中:ジェーン・グドール『森の旅人』177. 『あなたの人生の物語』d テッド・チャン ハヤカワ文庫 2003年アメリカSF界の芥川賞と直木賞にあたる?ネビュラ賞とヒューゴー賞を受賞した短編集です。と言われてもすごさがわからないわたしは、…

本の窓 23

[ 本 23] <2010年 ちょっと早い今年のベスト3> 一年に24冊読了したので、ベスト3を。。読んだ本は次のリストです――(タグを省略しているので見づらいです)142. 「国連新時代」 (評論) 外岡秀俊 143. 「むかし道具の考現学」 (解説書) 小林泰彦 144. …

本の窓 22

本+++ 本 22+++ 知るや君 島崎藤村 こゝろもあらぬ秋鳥の声にもれくる一ひとふしを 知るや君 深くも澄める朝潮あさじほの底にかくるゝ真珠しらたまを 知るや君 あやめもしらぬやみの夜よに静かにうごく星くづを 知るや君 まだ弾ひきも見ぬをとめごの胸…

本の窓 21

+++ 本 21 +++ + +144.『高校生のための経済学入門』 小塩隆士 ちくま新書 2003年 苦手分野第二弾!の経済。現代女性は最低限の経済知識を知っておいた方がいいですよね。お金は私も好きですし。でも働いて得るのは大変なのに、使う時は光速で消え…

本の窓 20

+++ 本 20 +++ + ひとひらの言葉 + 「・・・結局のところ人間は、「性格に基づいて」行動するというのではまったくないからです。その人の人格が、何ごとに対しても、自分の性格に対しても、まず態度決定するのであります。」 「 精神的なものは、そ…

本の窓 19

+++ 本 19 ++ 読んでいる本・・・吉田松陰『留魂録』 言葉がどれだけ人の思いや考えを伝えるものであるか最近よくわかるようになった気がする。松陰の遺した文もそう。活きいきとした彼の心もちと人間性を感じ、心動かされる。 秋の森や里山が、実りに…

本の窓18

++ 本 18 ++ 131.『キリムへの旅トルコへの旅』 渡辺建夫 木犀舎 旅の本が続きます。「キリム」とはトルコの伝統手芸の敷物。独特の文様を織り込んでいる。日本では、つづれ織りに当たる。 何かと世界の注目を浴びているイランなどの中近東は、私にとっ…