2019-03-27から1日間の記事一覧

 白痴・悪霊

[ ドストエフスキー作品の登場人物一覧表 ] ドストエフスキーの小説はかなり登場人物が多い上に、名前が長くてややこしいです。一人の人物への呼び方も様々なので途中で訳がわからなくなってしまい、読者泣かせです。そこでこれから作品を読もうかな~と思っ…

 未成年・罪と罰

『未 成 年』 (工藤精一郎 訳) 1875年(54歳) <あらすじ> 主人公アルカージイが長年離ればなれになっていた父母と再会する所から話は始まる。内部分裂に苦しむ貴族の父、幼少時の記憶のままの母、父が激しい憎悪と愛を抱く女性カテリーナ達に会い…

<ドストエフスキー作品の登場人物一覧表>永遠の夫・死の家の記録

『 永遠の夫 』(千種堅 訳)1870年(49歳) <あらすじ>ヴェリチャーニノフという高等遊民の男が、9年前に交際していた女性の夫トルソーツキイに似た人物に街中で出会う所から物語は始まる。忘れかけていた記憶が徐々に甦り、二人は再会を喜び合うか…

<ドストエフスキー作品の登場人物一覧表>カラマーゾフ・二重人格

『 カラマーゾフの兄弟 』1979~80年(58~59歳) 原卓也 訳 <作品紹介>ドストエフスキー最後の長編で、『罪と罰』と並んで代表作とされる場合が多い。カラマーゾフ家の父フョードルとその息子達(ドミートリィ、イワン、アリョーシャ、スメルジ…

<ドストエフスキー作品の登場人物一覧表> 虐げられた人びと・賭博者・貧しき人々

<ドストエフスキー作品の登場人物一覧表> 『虐げられた人びと』 1861年 40歳◆登場人物・語り手「私」 ワーニャ(イワン・ペトロ-ヴィチ)25歳位、新進作家。孤児だったのでイフメーネフに育てられる。(ドストエフスキーがモデルらしい)・ ニコライ…